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zoom RSS ナカのヒト考(3)・・・或いは言い訳の駄文

<<   作成日時 : 2007/08/19 07:31   >>

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◇ 少女を主人公にするということ
「ナカのヒト」シリーズにおいて、われながら無謀なことをしたものだと思う最大の暴挙は、やはり「少女」を主人公にしたことでしょう。
「ナカのヒト2」でのナギは勿論のこと、第1作第一話での神崎ゆかりもそうですが、男性しかもおっさんである私が、十代の少女を主人公とするのはかなり厳しいですね、いかにイメージの世界とはいえ^_^;
だって、分からないでしょう?現在の十代、しかも異性となると尚更のこと。ましてや私は女心をよく理解しているモテ男ではないのだ・・・とはいささかブッチャすぎか?
同性にしても、「ナカのヒト」第2話のシゲオの十代の少年の気持ちなどもう分からないですよ。いや、それだけ私が汚れた大人になったということなんですけどね。
一方で、ファンタジーに限らず、作者本人とは年齢を含めた異なる立場の視点から物語を語るというのは、フィクション作りの醍醐味でもあります。その醍醐味を自分なりに味わおうかという下心はありました。
もうひとつは構成。
「ナカのヒト」第1作では、二人の主人公の視点と第三者の視点という振り分けを考えた段階で必然的に一人は女性となったという部分もあります。
そして「2」。こちらは、「魔法少女」という無謀を通り越した当初の構想もあり、というところか。

結論・・・やはり、おっさんには難しい^_^;
ティーンエイジャーの心境なんて、ティーンエイジャーでなくなった瞬間から理解不能なものと化すのかもしれませんね。特に異性の心など(ToT)
でも、多分・・・またやらかすと思います(爆)

◇ 「ナカのヒト」は少女イジメなのか?
「少女イジメ」なる用語があります。
決して一般的ではないこの用語、某巨大掲示板にて耳にしたのですが、定義なるものを理解するにつれ、なるほどなと思いました。
いわゆる「セカイ系」と呼ばれるジャンルにおいて、過酷な宿命を背負った少女を描く物語に対して用いられるようです。
となると「2」での主人公ナギの物語もそれに当たるのか?
実は、そうなるのだけは避けたいなという思いもありました。
物語の最後の部分には、希望を残したい……「2」ではそう考えながら、ストーリーを組み立てていったのですが……。
ひとつジレンマとしてあったのは、ナミの存在です。
人に近い機械としての存在……まともに考えれば、その行き着く先は悲劇しかありません。ええ、私は原作版「キカイダー」を読んで感銘を受けた人間ですので^_^;
メジャー作品でも、スピルバーグの「AI」なども決してメデタシメデタシな結末ではないでしょう?
さりとて、あのお話はナミという超越者としての力を持った存在がいなければ成り立ちません。でも、悲劇としての結末は描きたくない……このジレンマから導き出された結論が、「2」におけるデュアルエンディングなのであります。

◇ 壱式と弐式
結果「2」では、最終話手前の81話を「壱式」「弐式」というふたつのパターンに分けました。
「本編のままの状態」では、ナミの悲劇は避けようがない……そうした苦肉の策なのでありますが、さて読んだ方はどう感じられたのか?
いまのところ(2007/08/19)この部分に関しての感想は、お一人からしかいただいておりませんが、ふたつのお話をそろえてこそ、初めてこの物語のエンディングが迎えられたのではないかという有難いご意見を頂きました。実にありがたいお答えであります。作者冥利につきまする。

このふたつの結末を受けての最終話のラストシーン。果たしてそれは本編から15年後のものなのか?それとも1000年後のものなのか?実のところ、作者にもよく分かっていないのです。ただどちらの未来ともとれる……そういうラストシーンにはしたつもりですが。

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